WordPressのページ内にあるリンク切れを自動で報告してくれ、一括でリンクの修正が可能なプラグイン、Broken Link Checkerについてまとめました。
Contents
Broken Link Checkerのインストール
ダッシュボードにログインし、「プラグイン＞新規追加」から「Broken Link Checker」をインストールします。
プラグインの詳しいインストール方法については下記リンク先でまとめました。
内部リンクと外部リンク
内部リンクはサイト内部のリンクで、同一ドメイン上のページのことを指します。外部リンクはサイト外部のリンクのことで、別のドメイン上のページのことを指します。例えば、当サイトのドメインは「websitefactory.jp」のため、「websitefactory.jp」が含まれるリンクは当サイトでの内部リンク、「websitefactory.jp」が含まれないリンクは当サイトでの外部リンク、ということになります。
Broken Link Checkerは、内部リンク・外部リンクどちらのリンクに対してもリンク切れを検出し、修正することが可能です。複数のページでリンクされているURLがすべてリンク切れになっていても、Broken Link Checkerがあればすべてのリンクを修正可能です。
Broken Link Checkerの設定
Broken Link Checkerの設定は、「設定＞リンクチェッカー」より行います。
以下は設定画面です。
ステータス
サイトに含まれるリンクの数や、エラーが起きているリンクを検出します。
各リンクをチェック
リンク切れの有無などを何時間ごとに検出するかを設定します。
メールで通知
リンク切れがある場合、メールで通知されるよう設定します。
通知メールアドレス
あらかじめWordPressに設定されているメールアドレス以外のメールアドレスに通知メールを送る際に設定可能な枠です。
リンク切れに対してできること
リンク切れしているリンクに対してBroken Link Checkerは以下のことができます。
- URLを編集（正しいURLリンクに書き換える）
- リンクを解除する
- 誤って検出したリンクエラーに対してリンクエラーではないと設定する
- リンク切れを無視する
- リンク切れを起こしているか再確認する
Broken Link Checkerはまれにリンク切れを誤って検出します。本当は接続可能なURLであるのにも関わらず、リンクエラーであるとBroken Link Checkerが判定してしまうということです。この場合でも、リンクエラーではないということをBroken Link Checkerで設定することが可能です。
Broken Link Checkerの機能
Broken Link Checkerは以下の機能を持ちます。
- リンク切れを確認する
- リンク切れを修正する
- リンク切れを報告する
- サイト内のリンクの数を調べる
- 他
リンク切れとSEO
サイト内のURLリンクが有効でないと、クローリング（ページの巡回性）が悪くなります。ユーザーやGooglebotがサイトを閲覧しにくい状態になるので、SEO上マイナスになります。リンク切れが確認できた際は、すぐにリンクを修正するか、リンクそのものをページから削除するなどの対応が必要です。
Broken Link Checkerが必要なケース
Broken Link Checkerは、SEOを意識したブログを運営している場合は必ずインストールしておきましょう。
まとめ
リンク切れを検出可能なBroken Link Checkerについてまとめました。ページ上にリンクが切れがある場合、SEO上マイナスになるため、ブログを運営する場合はBroken Link Checkerを必ずインストールしましょう。