レンタルサーバーの紹介

レンタルサーバーの紹介

WordPressを利用する際や、HTMLで作ったサイトを公開するために契約するレンタルサーバーの紹介です。


サーバーとは、常にインターネットにつながっているコンピュータです。

サーバーについての詳細はこちら。


おすすめのレンタルサーバー

以下はレンタルサーバーがおすすめのレンタルサーバーです。

  • Kinsta(WordPressの表示速度が世界で最も早い)
  • エックスサーバー(国内シェアNo1)
  • ロリポップ(国内シェアNo2)

レンタルサーバーのシェア(トップ5)

順位サーバー名シェア
1エックスサーバー14.77%
2ロリポップ!14.11%
3さくらのレンタルサーバ13.37%
4コアサーバー4.30%
5AWS4.05%
HostAdvice-2021の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア

トップ1~3までで、日本のレンタルサーバーのシェアのおよそ半分を占めます。トップ1~3の中からレンタルサーバーを選択しましょう。利用者の多いサーバーであればあるほど安定性が高く、サービスが充実しています。

レンタルサーバーを使用してウェブサイトを作る方法などを下記リンク先にまとめています。


Kinsta

KinstaはGoogle Cloud Platfromを利用して構築されたWordPress専用レンタルサーバーです。Kinstaを利用して作成したWordPressのサイトはページの表示速度が速いという特徴があり、ページの表示速度の速いサイトはGoogleの検索結果で上位表示されやすくなります。

以下の画像は、レンタルサーバーごとのWordPressサイトの表示速度です。エックスサーバーよりも3倍ほど速いということがわかります。

jepista.com

利用料金

月額30ドル(3,300円ほど)~、年払いにすることで2割引きが適用されます。

エックスサーバー

エックスサーバー

エックスサーバーはWordPressの安定性が高く、サポートもしっかりしているため、これから規模を大きくするサイトを作りたい方におすすめのレンタルサーバーです。2021年11月時点で日本国内シェアNo1。ロリポップ、さくらのレンタルサーバと比較して費用が高い傾向にありますが、安定感が高いため、迷ったらエックスサーバーを契約しましょう。

WordPressを始める場合の費用

  • 初期費用 3,300円 (税込)
  • 月額費用 1,320円 (税込)

24ヶ月以上の契約にすると、独自ドメインが一つ無償で使えます。ドメインとは、「google.com」や「youtube.com」などの文字列です。当サイトであれば「websitefactory.jp」がドメインに該当します。

ドメインについての詳細はこちら

WordPressを始める場合の詳細スペック

ストレージNVMe SSD
ストレージ容量300GB
WEBサーバーApache + nginx
転送量1日900GBまで

ロリポップ

ロリポップ!
lolipopfee

※画像は2021年12月のもの。

GMOペパボが提供しているレンタルサーバーです。料金の割に容量が多く、管理画面が使いやすいのが特徴です。長期間で契約することで月額料金を安く抑えることができます。ハイスペックなサーバーを安く長期間契約したい場合におすすめのレンタルサーバーです。

WordPressを始める場合の費用

  • 初期費用 無料
  • 月額費用 1,320円(税込) ※長期間契約で割引

WordPressを始める場合の詳細スペック

ストレージSSD
ストレージ容量350GB
WEBサーバーLiteSpeed
転送量1日900GBまで

さくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバ

※画像は2021年12月のもの。

131円からサーバをレンタルできるのが特徴。まずはお試しでオリジナルのサイトを作りたい方におすすめのレンタルサーバーです。ほぼすべてのプランで、HDDのストレージが使われているため、表示速度を意識する場合SSDが使われているエックスサーバーやロリポップを使用しましょう。WordPressをサーバーにインストールする場合は、月額500円程度のコストが発生します。規模がそれほど大きくないサイトの運営を想定している場合におすすめのレンタルサーバーです。

WordPressを始める場合の費用

  • 初期費用 1,048円(税込)
  • 月額費用 524円(税込)

WordPressを始める場合の詳細スペック

ストレージHDD
ストレージ容量100GB
WEBサーバーApache + nginx
転送量1日700GBまで

レンタルサーバー選びに迷ったら

紹介した3社の中でどのレンタルサーバーにすべきか迷ったら以下の基準を参考にしてください。

用途おすすめのレンタルサーバー
SEOに強いWordPressのサイトを作りたいKinsta
格安で大規模なサイト(月間数万PV)を作りたい エックスサーバー
小規模なサイトを試しに作ってみたいさくらのレンタルサーバ
性能の高いサーバーを長期間使う予定ロリポップ!

※PVとは、ページビューのことで、閲覧回数を指します。月間数万PVであれば、1ヶ月に数万回サイトが閲覧されることを意味します。

レンタルサーバーの用途

レンタルサーバーの主な用途は以下です。

  • ホームページを誰でも見られる状態にするため
  • データをパソコンの外部、つまりサーバーに保存しておくため
  • @gmail.com以外のメールアドレスでメールをするため

レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを選ぶときに気を付ける点は、次の項目です。

  • 利用者数
  • 表示速度
  • サーバーの場所
  • CPU、メモリなどのサーバーのスペック
  • インターネット回線の質
  • バックアップ
  • サポート体制
  • 共有サーバー
  • 専用サーバー

順番に解説します。

利用者数

利用者数が多いほど、ホスティング会社(サーバーを管理している会社)に資金や情報が集まるため、高品質なサービスが提供されます。そのため、なるべく利用者の多いサーバーを利用しましょう。日本国内でのレンタルサーバーシェアランキングは次の通りです。

1エックスサーバー
2ロリポップ
3さくらのレンタルサーバ
4コアサーバー
5AWS
2021年11月時点

表示速度

表示速度が遅いサイトは直帰率(サイトを開いてすぐに閉じてしまうこと)を増加させます。

Think With Google

Googleのデータによると、表示速度が1秒から3秒に増えると32%のユーザーが離脱するとのこと。

KinstaはWordPressのサイトのページ読み込み速度が速いため、WordPressを始める際はKinstaがおすすめです。

jepista.com

Kinstaはこちらのリンクから契約可能です。

サーバーの場所

サーバーの場所はページの読み込み速度に強く関係します。アメリカのサーバーに日本から接続すると遅延が発生しますし、アメリカから日本のサーバーに接続しても遅延が発生します。前述しましたが、ページの読み込み速度はGoogleの検索順位に影響を及ぼします。また、サーバーの場所はGoogleの検索結果にも影響を与えることから、同じキーワードを使ってアメリカでGoogle検索を行った結果と日本でGoogle検索を行った結果は異なります。

日本でサイトを運営する場合は日本のサーバーを、アメリカでサイトを運用する場合はアメリカのサーバーを使うといった工夫が必要です。

サーバーのスペック

サーバーはインターネット回線に常時接続されているコンピュータです。サーバーのスペックは表示速度に影響を与えます。レンタルサーバー会社はサーバーのスペックを公開しているので確認しましょう。

インターネット回線

インターネット回線の質も、サーバー選びのポイントです。サーバーのスペックが高かったとしても、回線の質が悪ければ意味がありません。

ストレージ

サーバーに使われているストレージがHDDであるか、SSDであるかということも表示速度に影響を与えます。HDDは、ディスクにデータを記録して保存しますが、SSDはディスクを使わずメモリに保存するため高速でデータの読み書きが可能です。

SEOを意識したサイトを作る場合は必ずSSDが使われているレンタルサーバーを使用しましょう。Kinstaやエックスサーバー、ロリポップはSSDが使われています。

HDDとSSDの違いについての詳細はこちら。

バックアップ

サーバーに障害が起こった場合に備えてバックアップがされるサーバーを選ぶことも重要な選択肢です。

サポート体制

エラーが起こった際や、サーバーの操作等で困ったことがあれば問い合わせ可能なデスクが用意されているレンタルーサーバーもあります。

共有サーバー

一つのサーバーで複数のアカウントが稼働しているサーバーを共有サーバーと呼びます。サーバーがほかのユーザーと共有されるため、専用サーバーに比べて処理が重くなったり、エラーが起きる可能性が上がるなどします。しかし、小規模なサイトであれば共有サーバーで問題ありません。

専用サーバー

一つのサーバーを一人のユーザーが使用している状態です。アクセス数やページ数などの多い大規模なサーバーであれば専用サーバーを使用する必要があります。

まとめ

おすすめのレンタルサーバー・レンタルサーバーの選び方などをまとめました。ページの読み込み速度は特にSEOに影響を与えるので、SEOを意識する場合はKinstaなどの読み込み速度の速いレンタルサーバーを選びましょう。