メールで@より後ろの文字を自由に決められる独自ドメインについて

独自ドメインとは、任意の文字列のドメインです。例えば、Google社が提供しているGmailを使用するとcontact@gmail.comのように、@よりも前の文字列しか自由に決められませんが、独自ドメインのメールアドレスを設定すると、@より後ろの文字列も自由に決めることができます。

独自ドメインとは

そもそも、ドメインとはインターネット上の住所情報を表すものです。ドメインを取得することで、特定のインターネット上の住所を買ったということになります。

住所情報だけでは機能しないので、レンタルサーバーなどを契約して実際にその住所情報を有効な状態にします。

ドメインについての詳細は下記記事で詳しく説明しています。

独自ドメインのメリット

gmailなどのフリーメールは、会社や事業者が使っていると信頼性を損ねる可能性があります。独自ドメインのメールアドレスを運用することで取引先からの信頼につながります。また、gmailはスパムなどの迷惑行為に使われることもあるメールアドレスのドメインであるため、業務で使うことは極力避けましょう。

独自ドメインのメールアドレスを使用するには

独自ドメインのメールアドレスを有効にするには、以下のものが必要です。

  1. 独自ドメイン
  2. レンタルサーバーもしくは自身で立ち上げたサーバー

独自ドメインとレンタルサーバーが必要

まず、独自ドメインをお名前.comなどのサイトから購入するか、レンタルサーバー会社が提供しているドメイン提供サービスから独自ドメインを購入します。例えば、レンタルサーバーシェア日本国内No1のエックスサーバーを使用する予定であれば、エックスドメインからドメインを購入すると後々の管理がしやすくなります。

レンタルサーバー単位で選ぶならエックスサーバー

独自ドメインでメールを管理するにはどのみちサーバーが必要です。お名前.comはドメインの管理会社として有名ですが、レンタルサーバーとして有名なのはエックスサーバーです。

ドメインの管理会社基準で選ぶならお名前.com

サーバー基準でドメインを選ばないのであれば、お名前.comからドメインを取得し、お名前.comのレンタルサーバーを使用しましょう。

お名前.com

お名前.comレンタルサーバー

Google Workspaceに購入したドメインを紐づける

gmailを提供しているGoogle社のサービス、Google Workspaceに、購入したドメインをDNSレコードのMXレコードで紐づけることでgmailで独自ドメイン(@の後ろが自由に決められる)を使用することができます。

https://workspace.google.com/intl/ja/business/new-business

ウェブサイトとメールアドレスのドメインを同じにする

独自ドメインは、メールアドレスのみならず、ウェブサイトのドメインとしても使用可能です。そのため、ウェブサイトのドメインとメールアドレスのドメインを統一することで経費を削減することや、クライアントからの信用につなげることが可能です。

ドメインの取得についての詳細

ドメインの取得についての詳細は下記リンク先で説明しています。

独自ドメインはWordPressでサイトを作成した際のURLとしても使える

WordPressは世界で最も使われているサイト管理ツールです。メールアドレスの@の後ろを自由に決めるのに加えて、どのようなサイトのURLにするかも考慮してドメインを決めるのがおすすめです。

Kinstaでサイトを立ち上げるのがおすすめ

現状、レンタルサーバー選びで迷っていたり、制作会社に数千円の管理費を払うことを予定しているケースでは、Kinstaの使用がおすすめです。

このページの管理はウェブサイトインダストリーズが行っています。

当ページの管理はWIジャパン(ウェブサイトインダストリーズジャパン)が行っています。

https://jp.website-industries.com/

レンタルサーバーのより詳細なコンテンツは以下でまとめています。

ドメインの登録業者については以下でまとめています。

まとめ

@の後ろの文字列は独自ドメインと呼ばれるものです。独自ドメインはメールアドレスだけでなく、WordPress等で作成したサイトのURLにも使用されます。商品やサービスのブランドとなる独自ドメインは慎重に選びましょう。