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【WordPress】ECサイトを構築する
WordPressでECサイトを構築する方法についてご紹介します。
WordPressでECサイトを構築する流れは次になります。
- サーバーを立ち上げる、もしくは、レンタルサーバーを契約する
- ドメインを決める
- WordPressをサーバーにインストールする
- 任意のプラグイン(WelCartもしくはWooCommerce +その他プラグイン)を導入する
下記リンク(エックスサーバー、国内シェアNo1のサーバー)から案内に従って簡単にWordPressでサイトを構築することができます。
WordPressでサイトを作る方法についての詳細はこちら。
エックスサーバー以外のおすすめレンタルサーバー等についてはこちら。
WordPressとは
WordPressとは、世界で最も使われているコンテンツマネジメントシステムです。コンテンツマネジメントシステムとは、ホームページの制作管理を容易にしたものです。
WordPress導入コスト
WordPressは、サーバーとドメインがあればサイトを誰でも見られる状態にできます。そのため、WordPressで作ったサイトの運営コストは次のようになります。WordPressが無償であるのと同様にWoocommerce、WelCartともに無償で使えます。
サーバー代 | 年間12,000円(税別)ほど |
ドメイン代 | .comであれば1000円(税別)程度 |
制作会社に依頼した場合
WordPressの導入等を制作会社に依頼した場合、数万円~数十万円の費用が発生します。なお、制作会社によって料金体制は異なり、制作費が無料である代わりに月額の管理費が必要になる場合もあります。
ECサイト構築プラグインの導入
プラグイン>新規追加から ECサイト構築用のプラグインを導入しましょう。プラグインの導入は、以下の流れで行います。
- https://[ドメイン名]/wp-admin 左記のアドレスへアクセス。
- ダッシュボートの左側メニュー「プラグイン」
- プラグインを追加
ECサイトの構築に必要なプラグイン
次のプラグインのうち、いずれかのプラグインをサイトにインストールしましょう。
- WooCommerce
- WelCart
WooCommerce
WooCommerceはWordPressを管理しているAutomatic社が開発したECサイト作成用のプラグインです。Woocommerceは、英語圏の人たちが情報を共有しているため、WelCartと比べて情報が多い傾向にあります。継続課金や、Stripe連携、その他プラグインとの連携も多いのが特徴です。
WooCommerceを使ったECサイトのサンプル
WelCart 公式サイト
WelCartとは、コルネ株式会社が提供している、無料で使えるECサイト構築プラグイン。2009年にリリースされて以来、国内ECプラグインシェア No1 の実績があるプラグインです。WelCartは日経企業が運営しています。
WelCartは、専用のテーマも用意しており、公式がサポートしているプラグインです。
WelCartを用いて制作したサンプルサイト
その他に導入を推奨するプラグイン
ECサイトの構築に必要なプラグインを紹介しましたが、これらの他に、次のプラグインを導入しましょう。
- All in one SEO Pack もしくは Yoast SEO
- Contact Form 7
1.はSEO対策するためのプラグインです。SEO対策とは、サイトを検索エンジンに最適化させ、Googleなどでサイトが検索された際に上位表示されるよう対策することを言います。
2.は、お問い合わせフォームを作成するためのプラグインです。Contact Form7を導入することでお問い合わせを受けた際の自動返信などを設定できます。
WordPressでECサイトを作るメリット
WordPressでECサイトを制作するメリットは次です。
- 独自ドメインを利用するので、ブランド力向上につながる
- 独自のデザインのサイトを構築可能
- ECサイトと同じドメインのブログを作れる
ブランド力向上
Amazonや楽天に商品を出品しているだけの場合と比べて、ECサイトを独自に持っているネットショップは顧客の信用につながると言えます。
独自のデザインのサイトを構築可能
WordPressはカスタマイズ性が高く、プラグインの導入によってアニメーションからスライドショーまで、さまざまな機能を追加できます。
ECサイトと同じドメインのブログを作れる(集客に優れる)
アメーバブログなどでブログを始めた場合、作成したブログの記事はアメーバブログのものとなってしまいますが、WordPressの投稿機能を使って作成したブログは、そのサイトのものとなります。そのため、作成したECサイトと同じドメインのブログを作成することができるということは大きなメリットだと言えます。
SEO対策を行い、ブログを定期的に投稿することで売り上げアップを狙うこともできます。
WordPressでECサイトを構築するデメリット
WordPressでECサイトを構築することのデメリットは次です。
- ECサイトの構築に知識が必要
- 決済システムの導入コストが発生する
- セキュリティリスクがある
WordPress以外の方法でネットショップを運営する
WordPressでECサイトを構築せずともネットショップの運営は可能です。
Amazon
Amazonはアメリカ合衆国のオンラインショッピングモールです。Amazonに出品する
楽天
楽天は日本のオンラインショッピングモールです。楽天に出品する
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングはYahooが運営しているオンラインショッピングモールです。Yahoo!ショッピングに出品する
WordPress以外のツールでネットショップを作る
WordPress以外にも、オンラインショッピングサイトを構築可能なサービスやCMS(コンテンツマネジメントシステム)は存在します。
Shopify
WordPressの次にシェアが多いコンテンツマネジメントシステムであるShopifyは、簡単にネットショップを構築可能です。